熱海起雲閣へ。大正〜昭和
大正8年船舶の実業家だった内田信成の別荘が根津美術館の根津嘉一朗氏によって増築され、さらには起雲閣という高級旅館として当時の文豪達に愛された気品と浪漫たっぷりの建築物でした。
ここは山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治などが実際に宿泊していた宿とあってどのお部屋も美しい庭園が望めて熱海の温泉街とは全く違う静寂の中にあります。
ここで思考をめぐらせば、さぞ素晴らしい作品が〜!
太宰治は亡くなる直前までここで執筆していたとか?
三島由紀夫もやはりこの宿を好んでいたらしいです。
熱海は何度か来ていますが、ここにこのような格調高い建築物があるとは全く知りませんでした。
熱海といえば、お宮の松と…温泉饅頭と鯵の干物と思っていましたが、 今回は、新たな熱海を発見!!なかなか満足できました。 熱海駅から徒歩20分、一度は訪れてみるのも良いと思います。起雲閣、敷地は3000坪もあるそうです。